いつも大変お世話になっております。
ドラゴンロジスティクスでございます。

北米（アメリカ・カナダ）において、貨物に付着している雑草種子に対する検疫がより厳格になっていると注意喚起がございましたので、お知らせいたします。
従来より北米においてはコンテナ内に雑草の種子が混入している場合には非常に厳しい対応（コンテナの燻蒸処理や、最悪の場合は積み戻しなどが）取られており、検疫に掛る時間やコストも非常に高額となります。

雑草種子は非常に小さく飛散する為に完全に予防することは大変困難ですが、特に避けたほうがいいこととして、
・輸出用のパレットを屋外に保管する（屋外保管されたパレットを購入して使う）
・輸出用の貨物を一時的に軒下など含む屋外に保管する
・雑草が多く生えている場所の近くでコンテナへのバンニングを行う　等があります。

また予防策として
・バンニング作業前にコンテナ内部を掃除機で掃除する
・貨物の表面を粘着テープのようなもので掃除する
・密閉度の高い環境でバンニングを行う
・周辺の雑草をこまめに除草する　等が挙げられます。
一旦雑草種子の混入が発見されると現地の荷受人様に大変な手間暇とコストが掛かることとなりますので北米向けにご出荷をされている皆様は改めてご注意を頂きたく、ご参考になれば幸いです。

参考資料：植物防疫所ホームページ（日本語）
https://www.maff.go.jp/pps/j/search/ekuni/na/zasso.html
：米国税関・国境警備局 レター（英語・添付）
ドラゴンロジスティクス

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