- 2024/10/16
- 一般
News Letter 022 EPE企業が外部倉庫を利用するには?
いつも大変お世話になっております。
ドラゴンロジスティクスでございます。
本日は最近徐々にお問い合わせが増えて来ている、EPE企業様による外部倉庫活用事例について、その手続きを中心にご案内を致します。
まず、大前提としてEPE企業の保有している資材や半製品、商品などの一切は保税の状態である為、許可なく工場の外で保管することは認められていません。
ただし、工場スペースのひっ迫などの理由から、税関からの許可を取得し、工場外部の倉庫スペースでEPE企業の所有物として資材などを保管することが可能です。
方法としては以下大きく2つございます。
- EPE企業が自ら倉庫を用意し、税関からの許可を取得後、自社倉庫として運営する
- EPE企業が物流会社倉庫の一部を利用し、税関許可を取得後、貨物の保管を委託する
それぞれのパターンに応じたメリット、デメリットは以下の通りです。
EPE企業の外部倉庫利用に対しては管轄税関によって感度が異なりますが、
弊社倉庫においては複数のEPE企業様の商品をお預かりしております。
税関手続きには倉庫スペースを確保し、必要書類を整えた後、1-2か月のリードタイムを弊社では頂戴しております。(EPE管轄税関と倉庫所在地の管轄税関が異なる場合はより長期になるケースがあります。)
今後の景気回復に伴う生産拡大に伴って倉庫スペースがご入用な場合は是非、お早めにご相談を頂ければと存じます。
参考条文: Clause 10, Article 26, Decree 35/2022/ND-CP
Article 80, Circular 38/2015/TT-BTC
ドラゴンロジスティクス
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